Love&Cocktail
それからと言うもの、俺とアユミは休みがあれば外で会うようになっていた。
お互いの行きたい所に行ったり、家に連れていったり。
でもある日、いきなりアユミが泣き出したんだ。
きっと乃愛さんの旦那さんのことが忘れられないんだろう。
俺が“大丈夫か?”と聞けば“当たり前でしょ”と強がった言葉が返ってきた。
俺は……そんな彼女を放っておけなかった。
……いや
好きになっていたんだ。