Love&Cocktail
「……っ…長谷川さん…」
「……そろそろ、いい?」
耳元で囁かれて、ビリビリと身体中に痺れが走る。
あたしは素直に頷いた。
あなたが欲しいの…。
「ん、痛っ…」
長谷川さんがあたしの中に入ってきた瞬間、体に痛みが走った。
エッチするの、すごく久しぶりだから痛いのかな…。
「痛い?大丈夫…?」
長谷川さんは余裕のない表情であたしを見る。
あたしは絶え絶えになりながら頷く。
「ホント、可愛いなぁ…」
長谷川さんは優しく笑うと、顔にかかるあたしの前髪をそっと避けた。
「乃愛の感じてる顔、もっと見せて…」
唐突にそう言われて更に顔が熱くなるのを感じた。