Love&Cocktail
「体、大丈夫…?もしかして初めて…じゃないよな?」
長谷川さんはあたしの肩を撫でながら優しく聞いてくれる。
「あ…初めてでは…ないです…。」
あたしは遠慮がちに長谷川さんを見つめながら言った。
「そっか。でも…乃愛めちゃくちゃ可愛いから、マジで理性が飛びそうだったよ…」
「……っ…////」
思わず顔を赤くしたあたしに長谷川さんは悪戯っぽく笑った。
「あのさ…順序違うけど……俺と付き合って欲しい」
あ…そっか。
告白より先にエッチしちゃったもんね。
「あたしで良ければ…よろしくお願いします……」
あたしがそう言うと、長谷川さんは嬉しそうにあたしを抱きすくめた。
「良かった…。フラれたらどうしようかと思ったよ…」
あたしの頭にチュッとキスを落としながら言う長谷川さん。
「そんなことないですよ。あたし…もうあなたしか見えてません」
あたしはそう言って長谷川さんの首筋にキスをした。