Love&Cocktail
「で、でも…6個も年上の男の人を呼び捨てになんて出来ません…」
「あははっ!別に気にしなくていいから!真面目だなぁ〜乃愛は」
長谷川さんはケラケラ笑いながらあたしを見る。
「だ、だって…」
「ほら、呼んでみて?」
「へっ…」
「だったら呼ぶまで帰さないよ」
長谷川さんはあたしの手を空いてる方の手で握った。
ま、負けました…。
「ゆ、優人……さん」
「“さん”はいらないよ」
う゛っ…。
あたしは痛いところを突かれた。
“さん”なしなんて無理だよぉ〜////!!