Love&Cocktail
――キキッ
へ?
あたしはいきなり急停止した車に驚き、優人さんを見た。
気付くと車はある駐車場にいて、目の前には優人さんの綺麗なお顔があった…。
「ゆ、優人さん…」
「言ってよ、優人って」
優人さんはそう言うと、あたしの首元に顔を埋めてきた。
「ひゃ…っ////!優人さ…」
首筋に伝わる唇の感触に体がブルッと震える。
「乃愛ってさ…耳から胸元辺りにかけて弱いの?」
優人さんはあたしの耳にキスをした。
「や、ちょっとっ……」
優美な感覚に身体中の力が抜けていく。