Love&Cocktail
今にも崩れ落ちそうなあたしの腰に、優人さんは優しく腕を回してくれる。
そのまま至近距離で見つめられて、あたしの思考回路は完全に停止した。
「……ゆ、優人さん…」
「ん?」
「ち、近くない……?」
あたしは小さく呟いた。
「そう?俺は別に普通」
「ふ、普通って……」
優人さん、大人すぎ(笑)!
「ち、近いよ////!あたしは……」
「クスクス。乃愛は恥ずかしがり屋だな」
優人さんは笑いながらあたしから離れた。