Love&Cocktail
「……いっ…」
首筋にチクッと痛みが走る。
あぁ…
あたし……。
「乃愛の肌、甘い……」
斗真はあたしに付けたキスマークを舌でなぞる。
ゾクッと身体中に走る戦慄。
やだ…
気持ち悪い。
触らないで……!!
「いやぁっ…!!」
あたしは斗真を思い切り突き飛ばした。
「もし…彼氏がそれ見つけたら…どうするかな?」
斗真はあたしの首筋に付いたキスマークを見て、ニヤリと笑った。