From 里沙
なんか煙草と車が
似合いすぎて
初めての年上に
見とれちゃった

少し遠くで
突っ立ってるうちを見て
笑いながら手
降ってくれた

あの笑顔今でも
思い出しちゃうよ

大人っぽい顔立ちなのに
笑った顔は可愛いんだもん

なんか誰にも
見せたくないとか
変な独占欲出ちゃったし

駆け寄って車に乗り込んで
遅刻した罰とか言って
なんか奢ってとか
言い出したよね

それが会って
初めて交わした
最初の言葉

しょうがないって思って
カフェ行って
下らない話いっぱいした

んでいざ会計で
お金出そうとしたら
拓海が出してくれたよね

お店出てから
お金渡したら
里沙は俺といる時
財布なんか
持ち歩かなくていいよって
言ってお金受け取らなかった

やっぱそーゆーとこも
高校生とは違うなぁって
感じたよね

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