大嫌いで、大好きな君
そして2人で歩き始めた。
なんだろ?
なんだかちょっと緊張する。
どうしてだろ?
全然意識もしてなかったのに。
香水を使わないレイタからは洗剤のいい香りがする。
なんか、ホッとする香りだな。
隣を歩いていて心地いい。
レイタはそんな感じがした。
昔は全然そんなこと思ってなかったけど。
「どこ行く?」
「あ、えー、どうする?」
「じゃあ、なんかお店まわる?」
「そうしよ!」
あたしはそれからレイタとまわった。
そしていろんなお店にいって試着したり、手にとって見たりした。
すっごく楽しくて、
久しぶりにいっぱい笑った。
なんか、とってもとっても楽しかった。
しばらくしたらノゾミたちとメールがきて合流した。
アユムが疲れた表情できた。
そのあと、みんなでアイスを食べて、
カラオケに行って帰った。
帰りのバスでアユムがあたしの肩に寄りかかって寝てしまった。
すごいぐっすり寝てるアユムを見て思わず笑みがこぼれた。