大嫌いで、大好きな君
第2章・*゜。
summer the scent
あの日から1週間がたった。
あの日からあたしとレイタは少ないけれど会話をよくするようになった。
朝、会ったら「おはよう」
帰るとき、「ばいばい」
そんな感じの会話。
だけど、毎日続くとなんか特別な感じになってきてうれしかった。
あたしは、レイタと会話ができるときが楽しみになってきていた。
毎日が輝くようになっていた。
こんなことを思うなんて珍しい。
きれいごととか嫌いだし。
でも、今はそんなこと思わない。
本当だもん。
わかんない。
コレが、恋?ってものかな。
え…それは
ないない。
レイタに恋するなんて。
絶対ないよ…。
ないはず…。