大嫌いで、大好きな君
次の日、
いつものようにミユと登校した。
そして席に着くとアユムが話しかけてきた。
あたしは普通にアユムと喋っていた。
するとレイタがきた。
いつものようにあいさつしようと思ったけどアユムと喋っていたのでダメだった。
レイタは友達に呼ばれて隣のクラスに行ってしまった。
なんか残念に思ってしまう。
なんでだろ。
好きじゃないのに…。
朝、あいさつのタイミングを逃してから話しかけずらかった
しかも話すことがない。
あと、そんなに話しかけることないよね…。
あたしはレイタに話しかけることやめた。
だって、おかしい。
普通に話さなくてもいいはずなのに。
こんなにも話したいと思ってしまう。
あたし、どうかしてるのかな?
結局、今日は「さよなら」すら言わないでお互い帰った。
そのことをミユに話したら、ミユは少し考えたてた。
そしてあたしに
「あんまり気にしすぎないほうがいいよ」
そう笑顔で言ってきた。
あたしはそんなミユを見た
「そうかな~…」
「ゆいがレイタと喋りたいなら話しかけなよ。自分のやりたいようにやらなきゃ!」
ミユはそう言いながらあたしに笑顔を向けた。
あたしはそんなミユを見てなんか元気が出た。
「そうだね、ミユありがと」