大嫌いで、大好きな君
my life
次の日、あたしは学校についてレイタがくるのを待っていた。
いつもより、遅く来たレイタにあたしはおもいきって話しかけた。
「レイタ、おはよ!」
「おー、おはよ」
そしたらレイタはいつもの笑顔で挨拶を返してくれた。
レイタはそういうと自分の席に向かった。
あたしはそれだけのことなのにすごくうれしくなった。
たまらなくうれしかった。
そしたらアユムがあたしのところに来て
「ゆーうおはよ!」
「あぁ、おはよっ」
あたしはアユムに返事を返した。
ほら、さっきみたいな喜びはない。
やっぱりあたし、レイタが好きなんだ。
確信したよ…。
あたしは席に座っているレイタの後姿をみた。
「っ…」
気づいたらアユムはもういなかった。
ごめんね。
今、レイタが好きだから。
あんまり勘違いされるようなことはしたくないんだ…。