大嫌いで、大好きな君
「ゆーっ!!」
学校に行く途中にある公園。
そこに美柚がいた。
高橋 美柚。
あたしの親友。
ずっと一緒なんだよね。
仲良しだし。
はロングの髪の毛に、地毛が栗色。
すごいかわいい。身長も高くないし。
「ゆう、おはよぉー」
いつもの笑顔でミユが言った。
「おはよ、学校いこ」
「うん!」
あたしとミユはチャリに乗りながら一緒に学校に言った。
そしてクラス替えの話で盛り上がっていたんだ。
何も変わらない、そんな日だった。