大嫌いで、大好きな君





学校の校門につくと、人はわらわらとはいなかった。
みんな、クラスを確認し終わったみたい。




「入学式のときとは大違いだね」



「さすがに慣れたでしょっ」





あたしとミユは笑いながら自分の名前を探した。



「た…た…高橋……っあった!B組!」



「ほんとっ!ああ、あたしもB!」



「本当!?ゆーうー一緒~!!」


ミユはジャンプしながら喜んでた。
あたしも一緒に喜んだ。


去年は違うクラスだったもんね。
一緒になれるとやっぱりうれしい。
あたしはミユと喋りながらクラスに向かう。
すると、みんなすでにいろんな人と喋っていた。
そして座席表を確認した。



あたしとミユは通路を挟んで隣だった。
しかも一番後ろの席だし。
なんか、ラッキーじゃんっ。



そしてミユと一緒に話をしてると同じ中学だった子たちがきて、みんなで盛り上がっていた。
そうしてりうと、先生がきてみんな席についた。
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