大嫌いで、大好きな君
その日、学校にはいけなかった。
休んでしまった。
男のことで休むなんて…
かっこわる…。
レイタは心配してくれてるかな?
それともアヤちゃんと笑い会ってる?
考えたくない…。
いっそレイタなんかいなくなれ…
そんな考え、あたしにはできない。
レイタのいない世界は、今のあたしにとってなんの輝きももたないだろう。
それくらいにレイタが好きで
大切で…
「あたし、以外に一途かも…」
独り言を呟いて、再び目を閉じた。
寝ても寝ても、寝たりない感じだった。
このまま寝ていたい。
レイタのことを忘れていたい。
そう思った。