大嫌いで、大好きな君




そしていつものように授業がはじまる。
レイタとアヤちゃんは今日も仲がいい。
でも、自然と気にならないようになってきた。



あたしは変わってきたのかな?
最近、いろんな人と知り合った。
いままでレイタに勘違いされたくなかったから、
あんまり男子とかかかわらなかったが
なんか、今は別にって感じになった。
これも、レイタを忘れるためなんだよね。
そう思っていた。
たとえ、言い訳だとしても…。





最近のあたし、遊びまくってる。
ミユと最近ずーっと一緒だし。
気分いいよ。
でも、なんか足りない。




「彼氏ほしー」


ミユの発言。
あたしもミユのまねをして



「彼氏ほしー」



って言った。
ミユはそんなあたしを見て笑った。
2人ともフリー。



「こんなにかわいいのになんで?」



なんて冗談を言い合っていた。
ミユは可愛いけどね。



そんなことを言いながら2人で遊んだり、ノゾミたちと遊んだり、他の子たちと遊んでいると全然暇じゃなかった。
でも最近は、週に3回勉強してる。
テスト勉強してる。
ミユと2人でめっちゃがんばってた。
結構はかどるし、楽しいしね。

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