大嫌いで、大好きな君
last ending
あの日のことをあたしは忘れてないよ。
あたしは鏡を見て自分の姿をチェックすると学校に向かった。
あたしは自転車をこいで学校へと向かう。
レイタ?
あの日からあまり喋ってないけど、
レイタはがんばってたよね。
うちの学校のテニス部はさまざま大会で好成績をおさめてきた。
もちろん、レイタもその1人。
あのとき言ったみたいにレイタはがんばっていた。
テニスに集中してがんばっていた。
そしてあたしもがんばったよ。
あたしは並木道を自転車で走っていた。
すると見覚えのある後姿…。
「レイターーーー!!!」
「ゆう!?」
あたしは自転車からおりてレイタのもとに言った。
登校中のレイタのもとへ
「朝からテンション高…」
「レイタ!インターハイ出場おめでとう」
言いかけたレイタの言葉をさえぎってあたしは言った。
そんなあたしにレイタは
「おぉ…、ありがと」
そう言ってあたしの大好きな笑顔で言った。
そしてあたしは
「レイタ、あたしまだレイタがスキ!あたしと付き合ってください!」
そういうとレイタはたじたじしながら