絶対彼氏
早く来すぎて暇だからと言う理由で屋上へいく
運動部の掛け声と吹奏楽の音しか聞こえない
暇だなって思いながら携帯を取り出す
メールも着信もなし
「はぁ…」
入り口近くの壁にもたれて座る
非常につまらない
早起きしても特にいいことはなかった
暫く屋上にいると登校する生徒が目立ってきた
ので教室に戻ることにした
「須藤先輩!あの…彼女居るのは分かってるんです。でもやっぱり先輩のことが好きなんです」
「ごめんね。気持ちは嬉しいけど…」
またこのパターン
私は何回盗み聞きすれば気が済むのだろう
取り敢えず何も聞いてないことにして教室へ戻る
「はぁ…」
「るーり。おはよう」