絶対彼氏


と言うわけで私と紫苑と和くんとさっちゃんで近くのスーパーに買い出しに行くことに
さっちゃんと和くんと手を繋ぎながら真っ暗な夜道を歩く
真っ暗って言ってもさっきの山道よりは当たり前だけど明るい

「瑠璃おねぇちゃん。あのね、今日幼稚園で先生に誉められたんだ!」

「彩月もね、かけっこ早いねって誉められたよ!」

「2人とも凄いね!
じゃあご褒美に美味しいオムライスつくってあげるからね」

ほんとに子供って可愛いなー
もうぎゅってしちゃいたいけど買い物を優先しないと

「お前子供好きなわけ?」

「んー好きだよ。
だって可愛いし、癒されるし」

「ふーん。それにしてもお前好かれてるな」

「そうかな?
杏子姉よりは好かれてないよ」


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