双子王子とお姫様
運命

運命の始まり

私、中山桜。桜花学園中2年です。私に、双子の幼馴染がいます。


兄の中嶋周助と弟の亮助。



周助は、ちょっとクールで、でも、勉強は常に学年トップ、スポーツ万能な優等生!よく試合の助っ人とか頼まれたりしてて天才とか言われてる。


一方弟の亮助はスポーツ万能、卓球部所属。でも勉強はいっつもどべ。テストが終わったら毎回補習があって、大変らしい。兄の周助と違って亮助は何もしなくても周りに人が集まってくるめちゃめちゃ元気な人気者!



でも亮助はいっつも私に意地悪ばかり、周助はそれお見て笑ってるだけ。

私はいっつもこの二人に振り回されてばかり。



小学生のころ、周助のせいでコーラスのコンクールの優勝をのがしたし、亮助の
せいでテニスの大会出場できなかったし・・・それに・・・
まあこんな話しててもしょうがないのでここで打ち切って、




今日も私はこの二人に振り回される・・・。


「さぁーくぅーらぁー!おっはよー!」

『亮助うるさい!』

「それより、お・は・よ・う・は?」

『おはよう・・・』

「よろしい!」

「ぷっ。」

『周助笑わないで!!』

「だって・・・」

「もう、桜さん?怒ってばかりじゃ、しわが増えますよ?」

『ばかにしないでよ!ってか、誰のせいだと・・・!』


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