双子王子とお姫様
「はぁ、お前のせいだぞ。」

『なんで!?』

「お前があんな大きな声出さなかったら・・・」

『それは亮助もじゃん。』

「おれは、そこまで大きな声出してねぇだろ!」

『じゃあ、私だけのせいだって言うの!?』

「そうとは言ってないだろ!」

「おまえら・・・」

『せ、先生・・・。』



げげ!またやってしまった。



「何度言えばわかるんだ!お前ら二人!今日の放課後・・・」


なに?残って教室掃除とかか?
それだったら嫌だな~
てか、いまどきそれはないか・・・



「補習授業をする!」

あ、掃除じゃないんだ。よかった~






・・・って、
『「補習!!??」』



全然よくないじゃん!


「きちんと残れよ?残らなかったら・・・。
宿題のプリントを、倍に増やすからな?」


『「きちんと残ります!」』

「よろしい。」


宿題増やされるなんて嫌だー!


はぁ、やっぱ今日は最悪な一日だ・・・

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