この手を繋いで。~実話 第一章~



『結婚しよう』という想いが
自然に溢れた。



失うかもしれないと一瞬よぎった時、
全てを覚悟したよ。



とにかく生き抜いてほしいと願った。



例えどんな顔になろうと、体になろうと
受け入れる覚悟はできてたんだ。



でも、朝陽が頑張ったおかげで、
こうして退院することが出来たね。



傷跡は多少残るかもしれへんけど、
普通に歩くことができて、
1人でご飯も食べれるし、
車にも乗れる。



元の生活に戻れてホンマ良かったな。



朝陽、ありがとう。
それから、おかえり。



これからは2人の道をしっかり
歩いていこうね。



胸がジーンときてる。
あかん、朝陽がめっちゃ好きや!!







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