この手を繋いで。~実話 第一章~
『結婚しよう』という想いが
自然に溢れた。
失うかもしれないと一瞬よぎった時、
全てを覚悟したよ。
とにかく生き抜いてほしいと願った。
例えどんな顔になろうと、体になろうと
受け入れる覚悟はできてたんだ。
でも、朝陽が頑張ったおかげで、
こうして退院することが出来たね。
傷跡は多少残るかもしれへんけど、
普通に歩くことができて、
1人でご飯も食べれるし、
車にも乗れる。
元の生活に戻れてホンマ良かったな。
朝陽、ありがとう。
それから、おかえり。
これからは2人の道をしっかり
歩いていこうね。
胸がジーンときてる。
あかん、朝陽がめっちゃ好きや!!
**************