この手を繋いで。~実話 第一章~



『なぁ、真希。』



朝陽の声に反応する。



『ん?どうしたん?』



『ありがとう。』



『えっ!?』



『これからも一緒におってな。』



うちは足を止めた。



つられて朝陽も止まる。



『あっっったり前やんか!!』



バカ!
言わさんといて、こんなこと。



めちゃくちゃ恥ずかしいやん。
慣れてへんねんから!








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