この手を繋いで。~実話 第一章~
たくさんの壁を乗り越えた2人のデート。
新しく生まれ変わった2人の軌跡。
ほんの些細な仕草や出来事に、この上
ない喜びを感じて。
きっと、この先もずっと。
変わらない未来が広がってるやろう。
朝陽の隣は居心地がいい。
あの日、覚悟を決めた日から、
互いを尊重できてる。
時に歩幅を合わせる。
手の温もりを確かめる。
そしたら、ほら。
自然と“大好き”って言えてる。
え??今??
もちろん、相変わらず、
朝陽は隣にいてる。
大きい口開けて、欠伸してるわ。