この手を繋いで。~実話 第一章~



実現までに、遠回りもしたし、



たくさんの時間も流れた。



でも、無駄なことは何ひとつなかったよ。



途中、一緒にいるのが当たり前で



“倦怠期”ってやつもそれなりに経験して
きたけど、



朝陽を失うことは考えられへんかった。



ケンカするたびに、
朝陽のうちに対する想いを知って、



より深い絆を築けたんやと思う。



だから、朝陽。



うちら、家族になろう。









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