この手を繋いで。~実話 第一章~
辛い時こそ、自ら残業志願して
仕事に打ち込んだわ。
誰一人会いたくなかったし、恋愛話なんてもってのほかやった。
就職して、2年経ったあたりかな。
会社全体が集まる行事があって、
本社は新大阪にあるんやけど、
富田林まで行かなあかんかった。
新大阪から行く者はバスで行くことに
なって、しかもその日の朝に
生理になりーの、バス酔いしーので
散々な1日の始まりやった。
もうこの時点で
運命が動き出してることに気付かんまま…