モテモテ★HighSchool~u ♡ n ♥ meiの出逢い~

変態

翌日。今日は土曜日。
一日中ノンビリしてられる。
しかし、春樹は今日も学校へ行かなければいけないと言う。


部屋に一人になり、寂しさが募った。
私はその寂しさを紛らわすため、204号室に向かった。
雅人は受験勉強をしていた。


「どうしたんだ?雪」

「昨日はゴメンね。言い過ぎた」

「そんなこと気にしてないよ」

「しばらくこの部屋に居ていい?
一人だと寂しくて……」


「いくらでも居ろよ。あっ、そういえば昨日、
脱衣所にパジャマと下着忘れてなかった?」


「雅人が持ってきてくれたの?」

「うん。昨日、届ければよかったんだけど
近藤が居たから渡しづらくて……
報告しなくてゴメン」


「それで私の服はどこ?」

「ここ」


物置から下着とパジャマを取り出す雅人。


「あれ?私のパンティーが無い」

「さぁ?どこにあるでしょう?」

「雅人が持ってるんでしょ?」

「もちろん」

「ベッドの下とか?」

「ブブー、はずれ。正解はこの中」


雅人が指差した場所は、雅人の股間だった。


「もう最低!返してよ」

「だったら自力で取り出せよ」

「変態!!早く出してよ」

「仕方ねえな」


ベルトを外そうとする雅人。


「ちょっと待って!まさか穿いてないよねぇ?」

「そのまさかだけど?」

「信じられない!」


ズボンを下ろし、パンティー姿になる雅人。


「ほら!取ってみろよ!」

「ホント最低だよ!そんなの一生穿きたくない」

「そんな事言わないでくれよ。今、返すから」


パンティーを脱ごうとする雅人を見ないように背を向ける。


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