貴方を想う時、雨に恋する
『スミレちゃん…』
「何よ、萌がサブローとばっかり遊ぶからでしょ」

口を尖らせて窓の方を向いて言うスミレちゃん

『ごめんね…』
苦笑いで謝った。吾郎なのはこの際言わないでおくよ

「明日からまた私とたくさん遊ぶのよ」
少し恥ずかしそうに言うスミレちゃんに、うん!と元気よく返事をした
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