Bitter Kiss.
ギクッ


背筋が凍る。


体が、フリーズしてしまう。


今、この屋上には苺しかいない筈なのに。


聞こえた、声。


聞き覚えのある、声。


振り返ると、


声のした方向、屋上のドアの横についている梯子を上がった所。


秋先輩が寝そべって手を振っている。


< 58 / 112 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop