アイツに彼氏が出来た。
今日は日曜日。
普段なら、一日中家でゴロゴロしていたところだが、優太と琴美から三人で遊ぼうというお誘いがあった為、こうして公園で琴美と一緒に座って優太を待っている。
琴美と優太は一緒に来ると思っていたが、先に琴美が来た。
訊いてみたら、『準備があるから…』と妙ににやけて言われた。よく分からん。
「そういやお前ら、付き合ってからどれぐらい経つんだ?」
ふと、尋ねてみた。
「ん、んー。三ヶ月、ぐらいじゃないかなぁ」
…何か曖昧だな。
「もうそんなに経つのか。つか、そんな曖昧で付き合って何日記念日~、とかやれんのか?」
「付き合って何日記念日?……。何それ?」
「………」
そういや、いちいちそういうの気にしないタイプだったな、コイツ。
でも、そういうところも含めて好きになったんだろうな。
俺も、優太も。
「へー、世のカップルさん達はそんなことするのか。ん…ん?そういえば、ちょいと前にプレゼント貰った…。あれってそういう意味だったのか!」
「おま、それは優太が可哀想だろ」
「ふ、普通に受け取っちゃったよ!?何か申し訳ない!」
「ふはははっ、ひでー」
慌てる琴美に、何となく笑えてくる。
優太、そういうのマメだからなぁ。
と、そこに
「琴美!透!ゴメンな、遅くなって」
優太が走ってやってきた。
因みに、透というのは俺の名前だ。
普段なら、一日中家でゴロゴロしていたところだが、優太と琴美から三人で遊ぼうというお誘いがあった為、こうして公園で琴美と一緒に座って優太を待っている。
琴美と優太は一緒に来ると思っていたが、先に琴美が来た。
訊いてみたら、『準備があるから…』と妙ににやけて言われた。よく分からん。
「そういやお前ら、付き合ってからどれぐらい経つんだ?」
ふと、尋ねてみた。
「ん、んー。三ヶ月、ぐらいじゃないかなぁ」
…何か曖昧だな。
「もうそんなに経つのか。つか、そんな曖昧で付き合って何日記念日~、とかやれんのか?」
「付き合って何日記念日?……。何それ?」
「………」
そういや、いちいちそういうの気にしないタイプだったな、コイツ。
でも、そういうところも含めて好きになったんだろうな。
俺も、優太も。
「へー、世のカップルさん達はそんなことするのか。ん…ん?そういえば、ちょいと前にプレゼント貰った…。あれってそういう意味だったのか!」
「おま、それは優太が可哀想だろ」
「ふ、普通に受け取っちゃったよ!?何か申し訳ない!」
「ふはははっ、ひでー」
慌てる琴美に、何となく笑えてくる。
優太、そういうのマメだからなぁ。
と、そこに
「琴美!透!ゴメンな、遅くなって」
優太が走ってやってきた。
因みに、透というのは俺の名前だ。