☆ペアリング☆

第二章:過去

次の日に学校で


『あー…彼氏できた』って
友達に報告した。
そしたら案の定
『はやっ！今度はどこの人なん!?何歳!?』
早い、ってのは自分でもわかってるよ。
どーせウチはタラシですから…

当時はこんな感じで
健祐が好きって気持ちはあったけど、〔どーせ、また長続きしないんだろーな…〕って思ってた。

そう思ったけど友達に

『今回はタメやねー…いつまで続くことやら…』
ウチは今まで年上とばっか付き合ってたせいか、恋愛に関しては他の友達よりも大人びてた…というか冷めてたとこがあった。だから彼氏がタメってことに友達は驚いてた。

『亜美がタメと!?めずらしっ(笑)』
…ぅん、ウチもそう思うわ。