5通のラブレター
「莉音ー?何書いてたの?」
「なんでもないよ♪」
「なに?何か楽しそうね。」
「そうかな?あはは」
「凜歩くんと逢ってからずいぶん笑うようになったわね。凜歩くんに感謝だわ。」
そう。それは私も感じていた。
凜歩が来てから毎日が楽しくて笑いが絶えなかった。
「凜歩には感謝の気持ちでいっぱいだよ。」
「そうね。さあ、もう遅いから寝なさい。」
「はーい。おやすみなさい。」
「おやすみ。」