【完】風に恋をする。




「ほ、ほんとう…?」

「調子が良かったらだけどね」

「絶対良い!! 絶対だよ?!」

「はいはい」

「ありがとう!!」

「…」


一瞬、驚いた進藤さんだったけど、優しく笑って部屋を出て行った。



明日…明日…。


早く、早く、明日にならないかなぁ。



こんなに、



明日が待ち遠しいのは、








初めてだった──…。











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