【完】風に恋をする。






「大祐ー!! 元気かー??」


入って来たのは、同い年…か、年上ぐらいの男の子。


「あ、あれ…?? 森下大祐くん…??」


もりした…ってまさか…。


「あのぉ…隣の、病室だと…」

「…ぇえ?! うわっ、ごめんな〜!!」

「いえ…」

そんな会話をしていると、また新たに違う男の子が入って来た。


「健!! お前、病室間違えてんじゃねぇよ!!」

「よっ! 風馬!」


フウマ…??


今までの記憶を思い出す。


『風馬!! またタイム上がったぞー!!』

『よっしゃぁ!!』


「…ふ、ま…」

「ぇ…」







< 5 / 260 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop