【完】風に恋をする。
「大祐ー!! 元気かー??」
入って来たのは、同い年…か、年上ぐらいの男の子。
「あ、あれ…?? 森下大祐くん…??」
もりした…ってまさか…。
「あのぉ…隣の、病室だと…」
「…ぇえ?! うわっ、ごめんな〜!!」
「いえ…」
そんな会話をしていると、また新たに違う男の子が入って来た。
「健!! お前、病室間違えてんじゃねぇよ!!」
「よっ! 風馬!」
フウマ…??
今までの記憶を思い出す。
『風馬!! またタイム上がったぞー!!』
『よっしゃぁ!!』
「…ふ、ま…」
「ぇ…」