ホタルが舞う季節
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学校を出て川沿いを歩いて行くと、思い出したかのように優莉が言った。
「な〜んか、康平おかしくなかった??」
「見てたでしょ???」
そう、今日の康平の行動。
「まぁね。いつもと違ったからさぁ〜。」
「う〜ん…。どうしたんだろうね…。」
あたしが考え込んでいると、
「ひかりは鈍いからね。」
なんて言い、いつの間にか着いた『いつもの場所』の川岸を駆け降りて行った。
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