ホタルが舞う季節

☆.°゜。.。゜°・


学校を出て川沿いを歩いて行くと、思い出したかのように優莉が言った。


「な〜んか、康平おかしくなかった??」


「見てたでしょ???」


そう、今日の康平の行動。


「まぁね。いつもと違ったからさぁ〜。」


「う〜ん…。どうしたんだろうね…。」


あたしが考え込んでいると、


「ひかりは鈍いからね。」


なんて言い、いつの間にか着いた『いつもの場所』の川岸を駆け降りて行った。



< 21 / 72 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop