ホタルが舞う季節

そんなあたしを見て、


「顔、真っ赤!!!」


と、あたしをからかう夕真。


「冗談は止してよね。」


流石のあたしも泣きそうになり、気付いた夕真が『ごめんごめん』と謝りながら、あたしの頭をポンポンっと撫でた。


そして、


「冗談じゃないよ。ひかりの隣の席になれて嬉しかった。」


と照れ臭そうに言った。




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