+Black Blood.
「分かってくれない?元々、空羽は軍の人間だったの。そりゃあ訓練したおかげで双子を超える実力者なんて居ない程。
それから逃げ出した空羽を連れ戻して何が悪いの?」
「別に、ソイツの身の上は興味ねぇ。
ただ、今回のミッションはペアだ。1人でも欠けたら、俺は処刑だぜ?」
「ふぅん。言うよね。
君の眼は、ただミッションって言うモノを楽しんでいる様にしか見えないケド」
腕が疲れたのか、そのまま仁叉はベッドに座った。
「さぁ?俺にも分からねぇよ」
そして、空羽をベッドに寝かせた。
「でも、君みたいな人間は収容所に放置するなんて勿体無い」
「生憎、収容所の方が性に合ってるモンで」
カツ、と零の革靴が鳴った。
「力ずくでも君を貰おうかな」
「同感。」
カチャン、と仁叉はナイフ、零は銃を手に構えた。
(急所は外すか)
ダァンッ!!
弾は、仁叉の二の腕を掠っただけだった。
「・・・・・・・・・手加減は、一番キライ」
ジャキン、
仁叉のナイフは、零の顔を斬る、と言う所でかわされ、長めの黒髪が数本切れた。
「あ~ああ。髪の毛・・・・」
「いいだろう、そんな伸びてるんだから」
にっこりと、余裕の顔が嗤った。
それから逃げ出した空羽を連れ戻して何が悪いの?」
「別に、ソイツの身の上は興味ねぇ。
ただ、今回のミッションはペアだ。1人でも欠けたら、俺は処刑だぜ?」
「ふぅん。言うよね。
君の眼は、ただミッションって言うモノを楽しんでいる様にしか見えないケド」
腕が疲れたのか、そのまま仁叉はベッドに座った。
「さぁ?俺にも分からねぇよ」
そして、空羽をベッドに寝かせた。
「でも、君みたいな人間は収容所に放置するなんて勿体無い」
「生憎、収容所の方が性に合ってるモンで」
カツ、と零の革靴が鳴った。
「力ずくでも君を貰おうかな」
「同感。」
カチャン、と仁叉はナイフ、零は銃を手に構えた。
(急所は外すか)
ダァンッ!!
弾は、仁叉の二の腕を掠っただけだった。
「・・・・・・・・・手加減は、一番キライ」
ジャキン、
仁叉のナイフは、零の顔を斬る、と言う所でかわされ、長めの黒髪が数本切れた。
「あ~ああ。髪の毛・・・・」
「いいだろう、そんな伸びてるんだから」
にっこりと、余裕の顔が嗤った。