+Black Blood.
「・・・・どした」
「ねこ、」
見ると、頬には薄い引っ掻き傷。
腕には、暴れる耳の生えた生き物。
「あーーー!!待て猫!!」
するりと無花果の腕から逃げた黒い物体。
ガッシャァァーーン・・・
黒い物体を追う無花果がまた壁に飾られた鏡を落とす。
「・・・・・・・・・お前が待て無花果ぅう!!!」
獣二匹を追った律。
_____________
______
__
_
「捕まえたぁ!!な、律?!」
「捕まえたあ!・・・無花果を。」
侵入者・・・を捕獲した無花果と、無花果を捕獲した律はロビーを入って走って走って走った所の行き止まりの壁で終戦した。
「ホラ!侵入者!」
と、腕に抱いている金目の黒猫を突き出した。
「侵入者っつってもソレ猫だし。しかも後ろ見てみろ!物を破壊しすぎだ!」
「ハァアー?俺はただ言われた仕事をこなしただけだが?」
「隠密にな?!」
このままだと再び捕獲した猫が逃げ、より大惨事になる事を想定した律は、一旦零の部屋に向かった。
「おかえり」
部屋には、体を起こしている零。
「・・・・・・・暢気でいいよなお前は」
「零!侵入者捕まえたぜッ!!」
「オメデトー」
じたばたと、猫が暴れた様なので無花果は猫を零の膝に落とした。
「・・・・・・何で俺に乗っけた?」
「抱くの上手そうだろ」
ぐい、と黒猫を零に押し付ける。
「ねこ、」
見ると、頬には薄い引っ掻き傷。
腕には、暴れる耳の生えた生き物。
「あーーー!!待て猫!!」
するりと無花果の腕から逃げた黒い物体。
ガッシャァァーーン・・・
黒い物体を追う無花果がまた壁に飾られた鏡を落とす。
「・・・・・・・・・お前が待て無花果ぅう!!!」
獣二匹を追った律。
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「捕まえたぁ!!な、律?!」
「捕まえたあ!・・・無花果を。」
侵入者・・・を捕獲した無花果と、無花果を捕獲した律はロビーを入って走って走って走った所の行き止まりの壁で終戦した。
「ホラ!侵入者!」
と、腕に抱いている金目の黒猫を突き出した。
「侵入者っつってもソレ猫だし。しかも後ろ見てみろ!物を破壊しすぎだ!」
「ハァアー?俺はただ言われた仕事をこなしただけだが?」
「隠密にな?!」
このままだと再び捕獲した猫が逃げ、より大惨事になる事を想定した律は、一旦零の部屋に向かった。
「おかえり」
部屋には、体を起こしている零。
「・・・・・・・暢気でいいよなお前は」
「零!侵入者捕まえたぜッ!!」
「オメデトー」
じたばたと、猫が暴れた様なので無花果は猫を零の膝に落とした。
「・・・・・・何で俺に乗っけた?」
「抱くの上手そうだろ」
ぐい、と黒猫を零に押し付ける。