+Black Blood.
それに諦めてくるりと猫を抱く零。
「あーやっぱ大人しくなった。俺は何か暴れるんだよなぁ。」
「抱き方乱暴だからじゃね?」
「そんじゃ、俺は戻る。猫よろしくな」
「えっ?!」
零は放置された猫と無花果を見る。
そして、不機嫌そうにソファに座る律も。
「・・・・・・あ、」
零の腕に抱えられていた猫が飛び出る。
「ん、何・・・・・・・」
スルリと黒猫が無花果の足元に纏わり付いた。
ひょい、と抱きかかえると、ベロ、と無花果の唇を舐める。
「こいつの舌、ザラザラする・・・」
「・・・・・・・・・・雄?」
「みたいだけど。っつか零お前寝てろってぇ・・・。明日には無理矢理働かせるからな。早く熱を引かせろ」
そのまま猫を腕に抱き、肩に添えるようにする無花果。
「なぁ律・・このネ、」
「飼わないぞ?お前等2セットだと会社が破壊する」
「・・・・・・・ち」
無花果が気に入ったのか、黒猫は心地よさそうに喉を鳴らし、離れようとしない。
「・・・・・かわいい」
「愛着ついたかぁ?」
「あぁ。だから飼・・・・」
「ムリ!」
「良いじゃねぇかよお」
唇を尖らせ、部屋から出る無花果。
勿論、猫は抱えたまま。
「アイツ飼うつもりだよぜってー」
「猫と無花果に引っ掻かれた」
首に赤い4本線と、細い線。
「いいじゃん許してやっても。何だかんだ言ってどっちも可愛いだろ?」
「お前等ミッション期間が終わったら猫どうすんの」
「釈放される検討もないしなぁ」
ぎし、と零の体がベッドに沈む。
「あーやっぱ大人しくなった。俺は何か暴れるんだよなぁ。」
「抱き方乱暴だからじゃね?」
「そんじゃ、俺は戻る。猫よろしくな」
「えっ?!」
零は放置された猫と無花果を見る。
そして、不機嫌そうにソファに座る律も。
「・・・・・・あ、」
零の腕に抱えられていた猫が飛び出る。
「ん、何・・・・・・・」
スルリと黒猫が無花果の足元に纏わり付いた。
ひょい、と抱きかかえると、ベロ、と無花果の唇を舐める。
「こいつの舌、ザラザラする・・・」
「・・・・・・・・・・雄?」
「みたいだけど。っつか零お前寝てろってぇ・・・。明日には無理矢理働かせるからな。早く熱を引かせろ」
そのまま猫を腕に抱き、肩に添えるようにする無花果。
「なぁ律・・このネ、」
「飼わないぞ?お前等2セットだと会社が破壊する」
「・・・・・・・ち」
無花果が気に入ったのか、黒猫は心地よさそうに喉を鳴らし、離れようとしない。
「・・・・・かわいい」
「愛着ついたかぁ?」
「あぁ。だから飼・・・・」
「ムリ!」
「良いじゃねぇかよお」
唇を尖らせ、部屋から出る無花果。
勿論、猫は抱えたまま。
「アイツ飼うつもりだよぜってー」
「猫と無花果に引っ掻かれた」
首に赤い4本線と、細い線。
「いいじゃん許してやっても。何だかんだ言ってどっちも可愛いだろ?」
「お前等ミッション期間が終わったら猫どうすんの」
「釈放される検討もないしなぁ」
ぎし、と零の体がベッドに沈む。