+Black Blood.
『こうやって指を首に掛けて』
『こうするとどうなるの?』
『ちゃんと力入れとけよ、』
『うん』
『いいかい?これはお前を守る為なんだ。』
・・・・・・何が?
『自分の身は、自分で守るんだ』
・・・・・・分かってるよ、
でも、これっておかしくないんだよな・・・・?
「いっちじく~」
「!!!!!!!!」
目を開けると、金髪の。
「・・・・・ロ・・イ・・・・・・」
「オハー朝だぜ。目覚めのキスいっちゃう?」
「離れろ!!」
(コイツは狂ってる・・・・!!)
寝起きで付いて来ない脳味噌をフル回転させ、今の状況を読んだ。
「すげぇ怪我だなあ。」
「・・さわんな・・・・・」
頬の傷に触れようとする手を払い除けた。