+Black Blood.










(幸せってこういう事を言うのかも)




無花果は、零にキスをしながら息を吐いた。




お互いの汗が分からなくなるほど融け合って、キスをする。



「っ、」



ぎしりとスプリングが重さに鳴いた。





「・・・・・・・・あ、?」



零は無花果を見下ろす。

そして、ぐいと目尻を拭かれたところで、無花果の体力は限界になり、意識は途切れた。














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