+Black Blood.
「んじゃ、改めて紹介するわ。


俺の会社は、美容関連の類の会社だ。
ファッション、メイク、ネイル、色々な小物も扱っている。


その今着ている服も自社。

本社はもうちょい遠い所にある。
此処は分社だな。」



「この服?!そうなのか・・・・」


「あぁ。


ちなみに、俺がお前らを雇ったのは無花果に説明したとおり、大企業なモンでデータや資料を狙ったスパイから会社を守る事だ。


美容関連の会社が修羅場になるのはゴメンだ。
失敗したら俺が始末するからな?


ま、そこんとこヨロシク。」



(コイツに殺される・・・?ゴメンだ)


チラ、と零を窺う無花果。


零は、そっぽを向いて黙って部屋を眺めていた。



「明日から、仕事はやってもらおうと思う。
まあ1ヶ月だから頑張って?

零はこっち来てな」



天馬が出口へと誘導した。



(えんびふく?何か変な形だよなあアレ)

2人が居なくなったのを見計らって、無花果は、脚や腕に、脱衣所で剥ぎ取った部品を装着した。







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