+Black Blood.
「ん、良くやった。」

「アイツ等どうするんだ?」

「外にやってよ」

「・・・・・・・・・・・・・・」



床に倒れてる男を容赦なく蹴り、部屋の外に追い遣る無花果。



「ま、取りあえずの所だけど。仕事の感じは分かったと思う。


侵入者か反逆者かは知らないけど、妖しいヤツ見かけたら捕まえる。


でも流石犯罪者。飲み込みが早いなー」


「・・・・・・・・・戻る」

「お、無花果の不機嫌そうな顔。」

「不機嫌と言うより不満だ」


(名称が悪い)


眉間に皺を寄せ、部屋を出て行った無花果。


「強ち間違って無いよな」

「同感」


苦笑を残し、零も部屋を出て行った。


(ミッションは、こんな軽いモンじゃねぇ)


そう、自分に言い聞かせながら。



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