ピンクの落書き



自然と笑い合う。


この空気、この雰囲気なんか…いい。



颯の隣がうちの居場所だ。





颯と黙って見つめ合い…



まきちゃんのピアノの音。


みんなの上手いとは言えない歌声が聞こえる中。




周りに見られないように、一応、颯が音楽の教科書でふたりの顔を隠し。



そっとそっと…



キスを交わした。




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