金髪少女眼鏡少女
0.宮津愛


 ・・

 「み、宮津さん・・ぷ、プリント・・・・」

 「あ゛?」

 「ヒィィ!!!!い、いえ、何もないです!!」逃

 ・・
 またやってしまった。

 こんにちわ、初めまして。

 宮津 愛です。
 今、恥ずかしながら
 友達がいません。

 今まで散々なことを
 し過ぎたあまり、みんな私を
 怖がって近寄ってこない。

 こんな学校生活嫌だ。

 高校になったら
 変わってやる。

 決意を固めた愛だったが、
 どう変わればいいか分からなかった。


 「ゲッ字が違うじゃん!こんなんバレるし!!やり直せ。」

 腹立つ声に腹立つ台詞。

 つい、いつもの癖で
 「調子のってんじゃねーよ!!」

 金髪な髪をなびかせて
 教室の入り口で笑う。

 そして絞める。←

 え、日課ですけど。
 おかしい?普通じゃないの??

 それで、終わった頃に後悔。

 しまったぁぁぁぁあ!!!!!!!
 また余計なことを!!!!!!!!!


 ・・ん?
 私の視界にレポートを投げ付け
 られたであろう子が女の子に
 囲まれて、慰められている姿
 が入ってきた。


 ━━これだ・・!!━━━

 これが全ての始まりだった。

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