晴れ時々@先生の妹【第1巻】
・月曜日!
――月曜日――
――午前5時00分――
リビングのテーブルの上に置いてある小さな目覚まし時計がうるさく鳴り始める。
ピッピッピッピッピッピッツーー――!!
目覚ましのアラームの音に気づき、腕を伸ばして止めようとする中村先生。
――なんだ、あっ、……もう朝なのか……。
ハァッー、あともう少し、5分だけ寝させてくれ――。
いつも月曜日のこの朝の時間帯が一番憂鬱で、嫌なんだ。
未だかつて、爽やかに起きたことは一度もない。
体が鉛のように重いーー。
んっ?
耳を澄ませる。
スッースッースッーー。
俺の近くから寝息??