世界が終る、その次の日。【BL】

多分、この周囲と一緒で、
瓦礫と砂だけの世界になった。

人間たちは誰一人居なくなって、
残された動物と植物たちは、
小さな命を咲かせ、楽園を築くだろう。


全部、俺の妄想。


だって他にする事無いし。


大型動物も、きっと人間と同じ目に遭っただろうから、襲われる心配は無いだろう。


小さな鳥しか、まだ確認できてないし。



あー、あの鳥が突然変異で
鳥人間になって、俺を助けてくれないだろうか。


言葉交わせるし、空飛べるし、便利そう。


そういや、同じクラスの新元は、
鳥人間コンテストに出るのが夢だって言ってたな。



……暇だ。


終わんないかな、俺。


< 4 / 13 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop