16の夏~ボールを追いかけて
4章 ~誤解~
その後、二人はいつものように毎日メールを交わしていた。
特に変化もない。その日々の繰り返し。
夏休みも半分が過ぎようとしていた。
渚の心はまるで難破船のようだった。
そして2度目の告白をしてしまった。
「まだだめかな?」
「えっまだそんなに時間もたってないし
レギュラー定着してわけでもないしな。」
「うん...。」
渚は後悔した。なぜまた告白してしまったのだろう。
「もしダメならあたし諦めるネ。
迷惑だもんね。本当にゴメンね。」
そんな言葉に俊平は心を動かされていた。
30分後...
1時間後...
マナーモードの振動が机を揺らした。
特に変化もない。その日々の繰り返し。
夏休みも半分が過ぎようとしていた。
渚の心はまるで難破船のようだった。
そして2度目の告白をしてしまった。
「まだだめかな?」
「えっまだそんなに時間もたってないし
レギュラー定着してわけでもないしな。」
「うん...。」
渚は後悔した。なぜまた告白してしまったのだろう。
「もしダメならあたし諦めるネ。
迷惑だもんね。本当にゴメンね。」
そんな言葉に俊平は心を動かされていた。
30分後...
1時間後...
マナーモードの振動が机を揺らした。