pazuru☆pi-su
そいつは・・
拍手もせずに・・・
立っていた。
おい・・・!
拍手は??
何て・・・
拍手期待してたりしてw
その小さい男の子というのは・・・
そう・・・
小山であった。
私が今から謝ろうとしていた、小山だった。
彼は腕を組み、仁王立ちで私を見て・・・・い、いや、
私をにらんでいる・・・。
左頬に大きなシップを張って・・・
シップが腫れている・・・
左頬が腫れているのだろう・・・
あ、あれは・・・私が・・・
あ、あれはぁぁぁ!!
ごめん!
今にも小山に謝りたくなった・・・。
あの超フキゲンな小山に・・・
深々と頭をさげ、
頭の頂上を地面にこすりつけながら・・・
謝りたくなった。
何度も何度も・・・
――うる。
涙目になる。
先生に抱きつかれているから、なみだを
ぬぐう事ができない・・・。