pazuru☆pi-su
――私は、脱力感でいつしか眠りについていた・・・








『サ・・・だょ・・・?』

クスクスと笑いながら言っているのか・・・

なんだか震えた声が聞こえる・・・。




――なんだよォ~。私のスイートタイムを妨害すんのは・・・


『サキ・・・・ょ・・・ね?』


どんどん意識が現実えと引き戻されてゆく・・・。


「ぅん? ・・・なんだよォ~。うるさいなぁ!」

もう我慢できなくて、私はつぶやく様に声をあげていた。


『咲希ちゃん・・・だよね??』

ずっと彼はそう私に言っていたらしい。



ヨダレをたらし、変にニヤつきながら、眠るわたしに・・・。


彼は、私の反応を楽しみながら・・・。

肩をゆすったり、声をかけたり・・・


――はぁ・・・・・。


――もぅ・・・この場からきえてしまいたい・・・。
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